第35回総明会の幹事学年を務めさせて頂き、早や3年の月日が経過したとは夢の様です。 |
毎月のように同級生の御父母の訃報をうけとる事が多く、皆が世代の替わる悲しみを体験している事を深く感じます。 |
長らく不況とはいえ、地道な仕事を誠意を持ってあたるという本来の有り様に人間的には落ち着きはじめた実感が日本の社会にあるように感じられます。 |
幹事学年の時に尽力してくれた南島孝司君が4月に亡くなられました。 |
彼の書いた会報のお茶の水界隈文学散歩は、読みごたえのある内容でした。 |
翻訳家(フランス語)であった彼は、自営業のためブレザーを持つ習慣がありませんでした。 |
そこで、総明会用にブレザーを買いに行き、内田君に選んでもらいました。 |
その時の少し恥ずかしげで誇らかな顔をよく思い出します。 |
彼は、通院の時、入院の時、必ずこのブレザーを着て行きました。 |
心よりご冥福をお祈り申し上げます。 |
代表者 田中徹太郎
TEL 03−3473−0048 |