2024年5月25日 総明会「就活会」を開催しました

2024年5月31日by 広報委員会

5月25日(土)2024年度の「就活会」をTKPガーデンシティ御茶ノ水で執り行いました。

以前は、秋の総会懇親会に合わせて開催していた「就活会」も、昨今の就職活動の変化から昨年は9月に前倒しされましたが、今年はさらに時期を刷新。早期化の波が止まらない就活事情に刮目し「夏のインターンシップ対策セミナー」と題して異例の5月開催としました。

 

14時30分、幹事学年・紫雲会(平成9年卒)で就活会委員会の副委員長を務める茂出木孝祐の進行で開会。総明会・山崎秀樹会長のご挨拶と、明治高校・井家上哲史校長、元谷恒先生の激励でキックオフとなった今年の「就活会」はスタートこそ寂しい人数でしたが、徐々に人が集まり、最終的には32名が参加してくれました。ただ、本来ならば申し込み初日に応募が殺到し、定員近くにまで達していたのですが、当日は超満員とまではいかず。それもそのはず、同日同刻に大学の駿河台キャンパスでNHK「土スタ」のテレビ公開収録があり、朝の連続テレビ小説「虎に翼」に出演する伊藤沙莉さん・仲野太賀さんが来ていた影響もあったかと。そこは、良くも悪くも無料イベントなればこそでしょうか。

 

さて本編に話を戻します。座学形式の前半は旅行業界、商社、広告代理店の人事職と転職を重ねスキルアップしてきた茂出木副委員長が、就活に向けての心構えや将来について大切なことを説くと、続いてコピーライターの三木小夜子さんが、自身のインターン採用の経験を踏まえた、当意即妙でありがたいお話を。マシンガンのような話術で畳みかける“金髪女子”に会場も一気に引き込まれていくのが感じ取れます。三木さんは、世界最高峰のカンヌライオンズという広告賞でブロンズを取っている凄腕クリエーター。そんな彼女もまたれっきとした明治高校OG、これも時代の流れというものでしょうか。

 

休憩を挟んだ後半のパートでは、紫雲会メンバーを中心とした構成で、職種や業界ごとにブースを設けた先輩への「相談コーナー」を実施。全然時間が足りないとばかりに真剣に質問をする現役学生の表情と、その気持ちを受け止め熱心にアドバイスするパネリストの姿に、あの頃の自分の就活がいかにいい加減だったかを悔いるばかり。また、昨年に続いて会の途中で西村英之先生にもお越しいただき、元教え子たちとの時間を楽しまれていました。

 

最後に組織委員会の福島維規委員長が、総明会の活動について紹介され、11月の総会懇親会の告知をして無事散会となりました。大学の就職課ではなく、高校の卒業生としての立場で何ができるかを考えた独創的な構成で、また新しい「就活会」の在り方に一石を投じられたのではないかと思います。来賓でご参加いただいた山崎会長、井家上校長、元谷先生方、組織委員会の皆さま、事前準備から当日運営までご支援誠にありがとうございました。

紫雲会 実行委員長 小谷健志

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