No.016-2022 学校報告 吹奏楽班定期演奏会/マンドリン部定期演奏会
学校報告 「吹奏楽班定期演奏会」/「マンドリン部定期演奏会」
吹奏楽班定期演奏会とマンドリン部定期演奏会のの現役生アンケート、総明会今年度幹事学年の寄稿文による今昔を特集しています。
吹奏楽班定期演奏会
2021年度のパンフレット
調布国際音楽祭2022の第10回記念オープニング・コンサート「かてぃんplaysラプソディ・イン・ブルー」に参加
https://www.meiji.ac.jp/ko_chu/topics/detail/2022/20220704kctop.html
吹奏楽班ホームページ → http://meijibrass.web.fc2.com/
現役生寄稿文
Q1.今回のテーマについて教えてください。
定演だけのテーマではないのですが、今年は「今、自分にできる事を」ということを目標に掲げています。
Q2.定期演奏会へ向けて練習等での苦労したことを教えてください。
フェイスシールドを着用しての練習だったので、周りの音が聞こえづらく、その点がとても大変でした。
Q3.定期演奏会へ向けて練習等での頑張ったことを教えてください。
例年と比べて練習時間が短く、合宿もありませんでした。そのため、1つ1つの練習を集中して行うということを頑張りました。
Q4.コロナ禍で大変だったことを教えてください。
今年は来場者の方がいらっしゃったので、その方々の対応がとても大変でした。ポスターでマスク着用のお願いをしたり、検温だったりする事が例年よりとても多くなりました。
Q5.定期演奏会へ向けて練習等での思い出を教えてください。
本番の2週間くらい前に現地でリハーサルをしたのですが、全く予定通りに進まず「本番は大丈夫なのか」という思いを抱えながら本番に臨んだのも今ではいい思い出です。
Q6.定期演奏会をやり遂げた感想を教えてください。
初めて使う会場という事もあって、大変なところも心配なところも沢山あったのですが、無事に終わる事ができ良かったです。
Q7.自分にとっての吹奏楽班とは?
定演の時は職場でした(笑)
今は自分の居場所です。
Q8.後輩たちに伝えたいこと。
直前に色々変更してしまったり、こちらのお願いに対応していただいたり、色々迷惑をかけてしまってごめんなさい。ついてきてくれてありがとうございました。
Q9.顧問の先生との思い出を教えてください。
ホールの方との打ち合わせの時に、イメージの共有ができず、険悪な空気になってしまった時に、幹部の事を励ましてくれたのが、嬉しかったです。
Q10.その他
来てくださった皆様、どうもありがとうございました。
Ⅲ年E組 早川 諒
幹事学年寄稿文
・吹奏楽班の入班のきっかけ
平成元年の中1の入学式後のHRにて担任の鈴木正人先生より、週末に行われる「東京正人吹奏楽団」(先生が当時常任指揮者をしていた一般吹奏楽団)の定期演奏会の宣伝があった。元々音楽は苦手で興味がなかったものの、面白そうなので母親と聴きに行ってみる事にした。そこで長身の先生の指揮する姿に母親がすっかりファンになってしまい、母親から吹奏楽班への入班を勧められることになった。
しかし、明治中学・高校のOBでもある次兄から「吹奏楽班は応援団と同じなのでとても厳しくとても哲史では耐えられないのでやめるべき」と反対されてしまった。中1は入班・入部は5月のGW明けなので事前に同級生と何度か見学に行ったが、その時は兄の言っていた「厳しさ」は見受けられず、むしろ和気あいあいとした雰囲気すらあった。
やがてGWも終わり正式に吹奏楽班に入班するとその日を境に先輩達の態度は一変し、ほぼ毎朝3号館屋上の踊り場で朝8時に集合。中2、中3の先輩からの「ミーティング」にて毎回「ヤラレ」ておりました。周りの同級生たちはそんな厳しさに耐えかねて辞めようとするものの、そんな生徒は6時間目の授業が終わる15時すぐに学校から脱出しないと辞めさせないよう「強く要請」しに来る先輩に連れられて行くと言う光景を目の当たりにして辞めるに辞められなくなってしまった。結局その後も辞めることなく高Ⅲの定期演奏会での引退まで続ける事になった。
さらにその後も楽器を続け、ここ数年はコロナ禍の影響でできずにいるが、年一で一般団体で吹奏楽コンクールに出場するなど細々と楽器を続ける事が出来ているのは運命のイタズラといったところだろうか。
平成元年当時は26歳だった鈴木先生も来年2月に還暦を迎えられると言う事で10月10日に先生の指揮にて「還暦直前演奏会」が行われる。
入学から33年間、卒業してから27年たってまた先生の指揮で演奏ができる事に非常に喜びを感じております。
鈴木先生、還暦おめでとうございます。
いつまでもお元気で指揮棒を振り続けて欲しいものです。
・吹奏楽班の合宿でのエピソード
毎年8月に吹奏楽コンクールに出場するために例年夏休みに山梨県の西湖にて合宿を1週間行っていた。
普段は狭い音楽室での合奏や教室や廊下でのパート練習であるので、せっかく西湖に来ているのだから先輩と「大自然の中で音を遠くに飛ばす練習」をしようと言う事になった。
気温は富士五湖といえど高いので湖面に足を付けて涼みながらやろうと言う事で、湖畔に降りてくるぶしあたりまで水に浸かるようにパイプ椅子を湖面に置き、メトロノームを大きな岩の上に置いた。
メトロノームはゼンマイ式になっていて途中でゼンマイを巻かなければならず、ゼンマイを巻こうと席を立った拍子に湖底のコケに足を滑らせて転び、楽器を持ったまま湖面にダイブして全身ズブ濡れ、楽器とメトロノームは1m未満と言えど湖面に沈めてしまうというハプニングがあった。
別の年にはやはり「音を遠くに飛ばす練習」の為にボートに乗って沖まで行ってパート練習。楽器を吹いている時間よりもボートを漕いでいる時間の方が長かったと言うのは今だから話せる話ですね。
時代は変わり共学になり、すっかり真面目な生徒ばかりになった後輩にも私の事は「ボートに乗ってパート練習してメトロノームを湖底に沈めた伝説の先輩」として伝わってしまっている様です。今思えばバカなことばかりしてましたが楽しい思い出ですね。
自分が現役だった時代から約30年経過しておりますが、顧問の先生が鈴木先生から変わっていないからこそ可能になる話です。
・余談
先日調布校舎に訪問した際、音楽準備室の壁に1992年のコンクール都大会(私が現役高Ⅰ)の写真が貼ってありました。ちょうど入室してきた現役生徒に「自分が載っている」と話したら驚かれました。
これも鈴木先生が顧問であればこそですね。
吹奏楽班 福田哲史(平成7年卒)
マンドリン部定期演奏会
BSテレビ東京「THE名門校」に登場!(2月14日(月)放送)
https://www.meiji.ac.jp/ko_chu/topics/detail/2021/20220210kctop.html
現役生寄稿文
Q1.今回のテーマについて教えてください。
今回の演奏会に限らないが、「人に感銘を与える演奏をする」ことをモットーに、限られた時間を有効に使い練習した。
Q2.定期演奏会へ向けて練習等での苦労したことを教えてください。
コロナの感染拡大を防ぐため、活動日数が制限された。
その中でも、曲の完成度を下げないために、練習スケジュールを幹部内や先輩と綿密に決めた。
Q3.定期演奏会へ向けて練習等での頑張ったことを教えてください。
久保田孝先生(マンドリン部音楽監督)にご協力いただき、先生の指揮の様子を撮影して、先生がご不在の時でも動画を見ながら指揮に慣れる・合わせる練習をした。
パート練習も重要視して、パート内やパート同士のテンポなどはパート練習で取り入れるようにした。
※合奏とパート練習それぞれの目標を作る。
Q4.コロナ禍で大変だったことを教えてください。
手洗い、換気、使用機材の消毒の徹底
ミーティングなどで呼びかけした。
Q5.定期演奏会へ向けて練習等(定期演奏会に限らずコロナ禍になってからの活動全般に当てはまること)。
コロナで活動ができなくなった時、各自で練習の成果をパートのトップ(リーダー)に送り、チェックしてもらったり、ビデオ通話で指導をしたりして、コロナを理由に全く上達ができないという状況を作らないように環境を整えた。
Q6.定期演奏会をやり遂げた感想を教えてください。
コロナのこともあり、定期演奏会が無事開催できるが不安だったが、一般のお客様も入れて開催でき安心した。
例年以上に多くの方にお越しいただき、温かい拍手に包まれ、私たちも感動した。
Q7.自分にとってのマンドリン部とは?
なし
Q8.後輩たちに伝えたいこと。
幹部を信頼してついてきてくれてありがとうございました!
現幹部、今後幹部になる皆さん、大変なことが沢山あると思いますが、周りの人たちを頼って頑張ってください!!
Q9.顧問の先生との思い出を教えてください。
毎日のように、先生と会話を重ねて、部員と先生の間ですれ違いが起きないようにした。
Ⅲ年E組 東海 遥己